Not hobby, but sophistication
 
大番外編:おもしろぷりんてぃんぐ。(・ω・)のっとぷでぃんぐ
 
最近はプリンタもいよいよまともに使えるようになってきて色んな面白い事もできるようになってきました。そこで!!
以前からアイロンプリントや自作うちわなどで徹底的に使い倒してきたノウハウやテクニックを大公開。
プリンタでそこまですると色々面白いっていうか、注目度抜群になります。(・ω・)b
ウィットを効かせたおもしろプリントで一歩進んだパソコンライフを!
 
●ぷりんたー。(購入編)
●うちわにぷりんと。(初級編)
●Tシャツにぷりんと。(中級編)
●一歩進んだ写真ぷりんと。(極上編)
 
●ぷりんたー。(購入編)
さて、まずはプリンターがないと話になりません。しかし、今やどんなインクジェットプリンターでも写真画質。つまるところ、自分のパソコンの相性に合えばどんなプリンターでもまったく問題ありません。ものによっては「モノクロレーザー」プリンターでも楽しめます。
 
やはり購入前にあれこれ考えるのが一番楽しい。
 
メジャー機種しか挙げていませんが、ちっこいフォトプリンタから、SOHO業務に耐えうるオフィス用まで色々とあります。
ここで気になるのが
 
DVDみたいな円盤に印刷できるの?
 
ってところでしょうか。この機能はあればあったで便利ですが、無くても困らない。というのも、年賀状データを作る事を除いて
 
ラベルデータを作るのがだんだんめんどくさくなってくる。
 
んですよ。(・ω・;
そのために高い機能と高い値段のついたプリンタを選ぶのも良いでしょう。
そのうち、日付とイベントや旅行の行き先だけマジックできゅっきゅと書いて、書庫に保存するようになるでしょうけど。
逆にそれだけでも十分なんですねー。ちなみに言っておきますと、DVDーRやCDーRなどの書き込みデータは消える可能性がある(寿命は約3年と言われている)ので、重要な写真は後述する「超ハイクオリティプリンティング技術」で保存しておくと、将来的にデータが飛んでも泣く事は少ないと思います。
 
でもってまずはプリンタ選びから。
日本の超大手だとエプソン、キャノンあたりですが、HPも最近は負けてません。世界シェアも実はNo.1。しかし地味です。それに俺は昔からHPユーザーでした。理由は
・世界で初めてまともなカラー印刷を「お手頃価格」で実現。
・1日5000枚プリントしても壊れないタフさ。ちなみにインクも切れなかった。
大学の頃ですね、各種マニュアルをプリントアウトしてたんですが、それがとんでもないボリュームでキングバインダー2冊分とか平気であったんです。ここはプリンタに頑張ってもらうしか、と思いつつ、5時間くらいかけてせっせとプリントしてくれました。その頃からHPに対する信頼感は増し、今でも初期不良で突き返す事はあってもHPです。
民生品にも関わらず業務用プリントヘッドを搭載したものや、業務用インクジェットプリンタなどはアホほど堅いです。オフィスジェットなどはプリント色でこそ4色とぱっと見で見劣りするものの、堅さは異常なので業務でチラシ作成したい方などにはお勧めです。
今じゃご家庭ネットワークも当たり前で、ネットワークに標準対応している機種まで存在してます。つまるところ、ご家族皆さんでバンバンプリントできるってことです。
また、プリンタヘッドは下記2社とまったく違い、ヘッド交換ができるものとヘッドが極端に目詰まりしにくいものに分けられます。フォトスマート系はヘッド固定で交換できないのですが、いまだに目詰まり起こさないところを見ると相当優秀です。
ただし、プリンタドライバのでかさは下記2社と比べ物にならないくらいでかく、ウィンドウズのXP以前の機種などではリソース不足に陥りがちで結構辛いものがあります。Macでは比較的相性がよく、確かにプリンタドライバはやたらでかいのですが、落ちるという事がほぼありません。
 
 
 
次はエプソンのカラリオシリーズ。誰でも知ってるプリンタでしょう。
このプリンタの最大の特徴は何と言っても異常なまでの高解像度、美しさにあります。この点はHPのプリンタも一歩譲るかな。
しかも顔料インクを使ったシリーズはなかなか色落ちもしないのでアイロンプリントで結構遊べる利点もあります。
ただしその分顔料インクもプリンタも値段が桁外れです。しかしながら人より一歩進んだ趣味を披露するにはこの出費も致し方ないのかもしれません。
その他のプリンタはまさにお好きな形、ピンと来たものが自分にぴったりというところでしょう。プリンタドライバも悪くありません。
ヘッドはどれもこれも固定式でいざ目詰まりしてクリーニングでも回復の余地がない場合、廃棄処分の覚悟が必要です。
 
 
キャノン ピクサスシリーズ。
これも誰もが知っているキャノンのプリンター。ああ、おっきい電気屋さんで並んでるあれね、という感じに超メジャー。
デザインも画質も悪くないです。ただ、同じキャノンのプリンタを複数つなげる時にたまにプリンタドライバのバージョンが合わず、結果的に暴走して泣かされる事もあります。そうなった時が大変。自宅でピクサス、会社でキャノンのレーザープリンタなんて場合は特に注意。メジャー故の宿命でもあります。
その他はおおむね良好。こちらもヘッドがやられた場合は辛い選択が待っています。
 
 
・プリンターのインクが!!!(・ω・;なくなっちった
遊び放題、インターネットのウェブサイトをインク残量を気にせずプリントしまくってるとあっというまになくなってしまいます。黒はあんまりなくならないのですが、フォト系統の色があっさりなくなる。
 
ガッデム
 
などと怒ってはいられません。いまどきのプリンタはおなかがすくとほかの色が残っていても完全に停止してしまいます。
しかし純正インクはやたら高い。そこで詰め替えキットの登場です。
さらに最近は進歩してきて「連続供給システム」なんてのもあります。
これは年賀状で大量印刷するときには非常に便利。ただし、自己責任の改造と、機種を選んでしまうので腕に覚えのある人は
 
連続供給システムが対応している機種
 
を買うという選択肢もあります。玄人にはお勧めできる。これでじゃんじゃんプリントできればいっちいちプリンタカバーを開けてインク交換する必要がなくなるのでとても楽です。年賀状などのデータを作ってしまえばこっちのもの。
 
 
 
その他のサプライ。
プリンタはつながってなんぼです。しかし最近のプリンタは複合機、しかもファックスやオートシートフィーダーまでついてるものまであり、結構大きい。つまり自分の頭の上の段に置くのはそろそろつらくなってきたという事です。
そこで延長ケーブル。リーズナブルかつネットワーク対応プリンタの場合、普通のイーサネットケーブルを差し込めばいいだけですので、まったくもって問題ありません。
近くの大型電気店でも売っていない延長ケーブルまでアマゾンはそろえているのでいざという時助かります。
ここにケーブルリンクを置いていきますね。ご自由にどうぞー。
 
 
●うちわにぷりんと。(初級編)
さてみなさん、道ばたでやたらうちわを押し付けられた事はないですか? おうちにその宣伝うちわが転がってませんか?
ではそのつまんねー宣伝うちわを自分専用の素敵うちわに改造してしまいましょう。
初めはこういうキットで手を慣した後、本格的な工作です。
キットは粘着シートでさっくり作れるようになっていますがそれじゃあ量産できないし面白くない。
やり方は割と簡単。
1.おうちに転がってる宣伝うちわを水につけてしばらく放っておいてからごしごし紙をはがします。たわしなどではがすと良いです。
2.つぎに下の普通の粘着プリント用紙にうちわの骨を当ててうすーく鉛筆で形を取り、若干はみ出すように印刷します。
3.カッターで奇麗に切り取り粘着プリント紙をきゅっと押さえて片方が完成。
4.もう片面も同じように好きなキャラや模様でハイクオリティプリントを。
5.オリジナルの凄いうちわが完成。次の夏も大活躍かも。季節外れでも飾っておくだけでもいい感じです。
注:次の年も同じ絵柄で遊びたい場合、その絵をちゃんと保存しておいていつでもプリントできるようにしておきましょう。(・ω・)b
 
 
●Tシャツにぷりんと。(中級編)
最近では誰もが興味あるTシャツプリント。実際どうなのよ?という感じな方も多いと思います。
はっきり言いましょう。染料インクの場合使い捨て、一夜限りのイベント用と思っておいて間違いないです。というのも、染料インクの場合、洗濯したらすぐ色落ちする上、ほかの洗濯物にまで色移りしてぎゃー的展開が待ってます。
逆に顔料インクの場合、そこそこ耐えうるので、
 
顔料インクを使ったモノトーンな素敵Tシャツを作るのがベスト。
 
その場合も別で洗った方が心配が少なくて済むでしょう。
 
いずれにせよ、イベント用Tシャツを作って仲間に見せびらかすのは面白い事は間違いありません。相手の反応がめちゃくちゃ楽しいですね。
作り方のコツとしては、ぎゅーっとアイロンを押し当てて十分加熱した事を確認した上で少しずつはがしていきますが、ここで慌てるとびりりと半分転写して情けない状態になっちゃうので慣れが必要です。
ですので、テスト用の白地の安いTシャツとテストプリント用紙も忘れずに予備を買っておく事をお勧めします。余っても困る事はないんで。
 
 
●一歩進んだ写真ぷりんと。(極上編)
さて最後は極意中の極意。誰でも簡単ポートレート。激烈奇麗、彼女、彼氏に送ればとんでもなく喜ばれる事間違い無しの簡単超絶テクニック。これは必見。
お気に入りの写真があれば適当に色修正、トリミング。さあプリント準備ができた。これを、、、
写真屋に持って行くの?-ノン
じゃあ今流行りのネットプリント?-ノン
。。。じゃあ何するの?-自宅でプリントするんです。なんのためのプリンタですか。
しかしながら、以下のものを使います。
 
 
これらOHPフィルムに逆転写プリント、後ろに上質紙、でもって額縁や写真立てに入れるとたんなる光沢紙では味わえないハイクオリティプリントが楽しめます。原理的に銀塩写真のリバーサルフィルムなどとほぼ同じなので見た目からしてまったく違う色合いと美しさを堪能できるのです。
これでターゲットのハートはわしづかみ。いやマジで。そのくらい美しく仕上がります。カラープリンタの真骨頂とでも言うべき出来上がり具合ですね。
ただ、これはプリントし終わって乾燥させたら上記手順通りすぐに密閉しましょう。空気中のオゾンにより、どれだけ耐用年数の長いインクでも色抜けを起こします。そのために裏に上質紙を入れ額縁にセットして劣化を防ぐのです。
 
さて、いかがでしたでしょうか。読むだけでも楽しかったでしょう。私は友達とずっとこういう遊びをいろいろやってきました。カラーインクジェットプリンタ黎明期ではハイクオリティ合戦でした。
自分のプリンタの持ち味を生かして楽しく突き抜けた作品を作ってください。(・ω・)b
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